構想期間約半年。。。ようやく新しいDTM机が完成しました。
活用したのはスチールワイヤー棚で有名なERECTA社の「ホームエレクター」シリーズ。

新DTM机 全体の様子

新DTM机 全体の様子

”DTM机”というジャンルがあるかどうか分かりませんが(いやきっとあるはず)、快適なDTM環境を作るのって結構難しく悩ましいものだと思います。まーニッチな市場なんだろうと思いますが、市販の机でDTMに特化したような製品はほとんど見ないし。。。

テーマは普通の机としても十分に機能すること

よく見るDTMな机って、モニタ画面の手前に楽器のキーボードがあってMacのキーボードはその上に乗せるか更に手前に置いてある、というパターン。こうなると大抵は机のスペースがほぼ埋まってしまい、書類を広げるスペースやタイピング時に両ひじを乗せるスペースが確保できません。

特にこの机の手前端からMacのキーボードの間に両ひじをペタッと乗せて身体を預けるスペースがあると、タイピングの時に首や肩の疲労度がまるで違うので、肩凝りにとっては非常〜に重要な問題なのです。

スライディングシェルフを利用して上下2段構造に

普通の机としても快適に利用しつつ、音楽を始めたいときにはサッと楽器のキーボードを出せるようなうまい収納方法はないものか?ということでスライディングシェルフの登場です。

上段にスライディングシェルフ、下段にパンチングシェルフを使った上下2段構造にし、上段のスライディングシェルフを奥にスライドさせると下段の楽器のキーボードが姿を現す仕掛けです。

上下の2段構造で収納力UP

上下の2段構造で収納力UP

エレクターのシェルフには机の天板などに適したウッドシェルフという商品がありますが、上段に使ったスライディングシェルフにはワイヤータイプしかありません。このままだと天板としては使いづらいので、専用のアクリル板を敷きました。

楽器のキーボードを乗せる下段のシェルフもワイヤーシェルフで統一しようかとも考えましたが、手持ちのシンセ(MOTIF XS6)のゴム足がワイヤーの隙間の間隔にうまく合わないので、こちらはデザイン性も兼ねてパンチングシェルフに。

スライディングシェルフはスライド幅が最大250mm。一番奥にスライドさせた状態でシンセの6割程が姿を現してくれます。MOTIF XS6の場合だと奥の方のツマミや画面が少し隠れたままですが、幸いにもスライディングシェルフがワイヤーなので隙間を通して下の様子を確認することができます。

スライディングシェフルをずらした様子

スライディングシェフルをずらした様子

あと検討の段階では上段を固定にし、下段の方にスライディングシェルフを用いて、楽器のキーボードを手前にスライドさせる方法も考えましたが、次の理由で止めました。

  • 楽器を操作している最中にスライディングシェルフが前後にグラグラ動いたりする可能性がある
  • 手前にスライドさせるということは全デスクの奥行きがさらに広がるので部屋を圧迫する
  • スライドの度に楽器に繋がれたケーブルなども移動するためトラブルの原因になる

※本来のスライディングシェルフの使い方としては、下段での使用を前提に作られているようなので、今回の組み方は推奨外なのかもしれません。

奥行450mmのワイヤーシェルフを追加して奥行トータル900mmの机へ

スライディングシェフルの後ろに奥行450mmのワイヤーシェフルを足して、そこにiMacや周辺機器を置くようにしました。奥行トータル900mmの机です。ワイヤーシェルフだと隙間から電源ケーブルなどを落とせるのは便利です。

手前のスライディングシェルフを奥にスライドさせるため、奥のシェルフは高さをズラす必要がありますが、低く設定することで、iMac本体も下がって目線を下げる効果を狙いました。

奥側を低くした場合は、スライドしてくる分のスペースは空けておかなくてはいけないのでモノは置けません。逆に高くすれば手前のスライディングシェフルがその下に潜り込む動きになるので、モノを置いたり利用できる面積的には有利ですが、今回は目線の高さを優先させました。

奥のシェルフが450mmの場合、手前のスライディングシェルフを250mm目一杯スライドさせても
450mm – 250mm = 200mmのスペースが残ります。
この200mmのスペースにiMacを設置すればスライドさせてもぶつかりません。

スライドしてもiMacにはぶつかりません

スライドしてもiMacにはぶつかりません

各シェルフの高さをどうするか

一般的に机の天板の高さは700mm位が多いようですが、エレクターの場合は700mm、730mm、800mmあたりのポストがデスク用としてラインナップされています。

2段構造において、上段のスライディングシェフルと下段のパンチングシェルフの間をどの位にするかについては、スライド時にシンセにぶつからないことや、シンセの背面パネルと奥側のシェフルとの関係なども考慮しながら高さを決めていく必要がありますが、MOTIF XS6の場合だと高さが122mmあり、天板からは約150mmほど下げた位置にMOTIF XS6の台であるパンチングシェルフを設定することにしました。

この辺りは使用する機材によっても変わってきますが、エレクターのポストは25.4mmごとに調整可能なので、ある程度は状況に応じて対応できると思います。

相対的な位置が決まったところで、天板が800mmだと普通の机としては高すぎると感じたので、700mmか730mmかのどちらかになりますが、700mmだと今度は楽器の鍵盤の高さが低くなりすぎるのと、ヒザが下段のシェルフにぶつかるので、消去法的に730mmとなりました。

この設定で鍵盤の床からの高さが約650mmくらいになります。少し低めですが、まあ許容範囲だと思います。

シェルフの段差違いの様子

シェルフの段差違いの様子

便利なパーツを利用して自分好みにカスタマイズ

ハーフシェルフを使ってスピーカー台にしました。高さも自由に決められるので、ちょうど耳の高さに合うように設定しています。音響的な善し悪しは分かりませんが、御影石のスピーカー台とFOSTEXのPM0.4が丁度よく収まりました。
手前の空スペースがちょっとした小物置きにも使えるのでUSBハブやカードリーダー等を置いています。

ハーフシェルフを利用したスピーカー台

ハーフシェルフを利用したスピーカー台

奥側のポストの高さは1400mmですが、最上段のワイヤーシェルフの側面に百円均一ショップで売っているフックを取り付けてヘッドフォン掛けにしています。
ちょうど手を伸ばせば届く位置にあって非常に便利です。こういうプチ応用がし易いのもエレクターの便利なところですね。

100円均一で手に入れたフックを利用してイヤモニ掛け

100円均一で手に入れたフックを利用してイヤモニ掛け

最上段のシェルフの上にはオーディオインターフェースを置いています。作業中にはそれほど頻繁に扱う機器でもないので、この位置でも特に不便は感じないし、逆にオーディオインターフェースに繋がってくる各種ケーブルなどを最上段にまとめられるので机の周りがすっきりします。

最上部のシェルフに置いたオーディオインターフェース

最上部のシェルフに置いたオーディオインターフェース

足元にもシェルフを設けてOAタップやらブロードバンドルータなどを置いてます。とにかく今時の机周りってモノやケーブルがごちゃごちゃしてきますが、床にじか置きしないようにすることで掃除がし易くなるのでおすすめです。

足元のシェルフにケーブルなどを上げて床上すっきり

足元のシェルフにケーブルなどを上げて床上すっきり

感想など

このホームエレクターシリーズは間口サイズが最大1200mmなので、一般的には61鍵サイズに最適かな?と思いますが、はみ出すことを許容すれば76鍵サイズや88鍵サイズでもいけると思います。(耐荷重的にはシェルフ1枚あたり135kgまでOK)

机の天板に利用したスライディングシェルフですが、思っていたほどガタつきもなく、タイピングしていてもグラグラ前後にズレることもありません。
専用のアクリル版を敷いてはいますが、天板としては少々使いづらい質感なので、そのうちデスクマットを導入しようと思っています。